ロックミュージカル「GODSPELL」

三軒茶屋のシアタートラムで上演中の「GODSPELL」(主演・演出 山本耕史)、2回観ました。新約聖書のマタイによる福音書の内容を2時間で表現するロックミュージカルです。バプテスマのヨハネのもとにジーザスが現れるところから始まって、弟子たちに数々の寓話を通して神の御心を説き、受難を経て十字架につけられるまでをロックの調べにのせて描きます。

1回目は、あまりの台詞の多さに圧倒されて内容に入り込めないまま終わってしまった。ジーザスと弟子たちの会話はテンポが速くて、山上の垂訓、ノアの方舟、放蕩息子の帰還、よきサマリア人、シーザーのものはシーザーに、などなど次々に話されるので、ある程度聖書の内容を知っている私でも、ただ台詞を聞いてるだけみたいな感じになってしまった。

でも2回目は、なぜか分からないけどすんなりと舞台の世界に自分の気持ちが溶け込んで、素直に感動した。山本耕史の演じるジーザスが熱心に教えを説き、苦悩しながら十字架に向かっていく姿に胸を打たれた。このミュージカルに登場するジーザスはすごく素朴で純粋で親しみやすい。服装とかずいぶんデフォルメされてるけど、そのおかげで見た目の神々しさみたいなごまかしがなく、とても好感が持てる。カトリックにいまいちなじめなかった私にとってはとてもリアルなイエスだ。GODSPELLに登場するジーザス、それはまさに、「ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだって あなたの神とともに歩む」という、神が人に求めていることをみずから実践している姿だったなあ、と昨日の礼拝での牧師の話、ミカ書6章8節の解説を聞きながら思った。
それにしてもオーディションで選ばれたという11人の出演者の皆さん、とっても上手くてびっくりしました。歌がすばらしかった。聖書をもとにこういう舞台が作られることも神様からのプレゼントなのですねえ。
アドベントの時期にこの舞台を観ることができてとても幸せであった。

73年の映画よりPrepare Ye the Way of the Lord. (“今こそ迎えよ主を”と訳詞されていた。この映像はポルトガル語字幕つき)
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by honyakusha | 2010-12-20 22:53 | Comments(0)
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