「ジェイソン・ボーン」

久々に映画を観に行けました。「ジェイソン・ボーン」。楽しかった~。

ポール・グリーングラス監督のドライな演出、マット・デイモン=ジェイソン・ボーンとしか思えないはまりっぷり、そしてヴァンサン・カッセルの安定した悪役ぶりは、どれも期待通りでした。私はマット・デイモンという人は稀代の名優と思ってます。この人の、表情だけで心の動きを見事に表現する演技力は、「オデッセイ」みたいに、ずーっと宇宙船内のシーンばかり続くような映画では特に際立っていました。今回は最初から最後まで、楽しげなシーンは全くなく、ジェイソンの感情も苦悩とか悲しみとか怒りとかしかないんですが、そんな中でもこんなに表情のバリエーションがあるのねえ、と思いながら見てました。

最初から最後までずーっとハラハラしっぱなしで、文字どおり手に汗握る展開が続くんですが、さあ、いよいよ最後のカーチェイスが始まる~という瞬間には思わず立ち上がって「行けー!ジェイソン・ボーン!!」と叫びそうになりました。

ジェイソン・ボーンとヴァンサン・カッセル演じるエージェントだけが超人的に強くて、それ以外のCIAエージェントなんかがあまりにへなちょこで、何人束になってかかってもあっという間にジェイソン・ボーンにやられてしまうのが笑えます。ヒロイン役は、もう少し年齢が上の方がいいような気もしましたが、「新人」という設定だから若くていいのか、いやそもそも新人がいきなりCIAでこんなに責任ある仕事をさせてもらえるものなの?とか、いろいろあるけど、とにかくスカッと楽しめたし、戸田奈津子先生の字幕も堪能できて、大満足でした。

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by honyakusha | 2016-10-14 18:08 | 本・映画・舞台 | Comments(0)
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