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「スプリット」と「ガール・オン・ザ・トレイン」

最近観たサスペンス映画2本。
「スプリット」は個人的にジェームズ・マカヴォイのファンなので、劇場公開後早々に観に行きました。
「M・ナイト・シャマラン作品史上最も衝撃的なラスト!」という触れ込みですが、それはちょっと肩透かしだったような…。

多重人格者役のマカヴォイの演技は、楽しめました。マカヴォイはスコットランド出身で、普段のインタビューや「フィルス」などではスコットランドアクセントだけど「X-MEN」シリーズではいかにもオックスフォード大卒風だったり、いろんな話し方が出来るところが興味深いのです。今回は1作で何人もの話し方をしていて、持ち前のカメレオンぶり全開でした。

字幕も勉強になりました。一人の人物だけど多重人格なので、場面によって潔癖症の男性だったりオネエ風のデザイナーだったり、女性だったり子供だったりもするので、一人称からして変わっています。聞こえてくる英語で伝わるニュアンスもあると思いますが、場面によって人格が変わっていることを字幕で表現する高度な技術を目の当たりにしました。字幕翻訳は風間綾平さんです。

「ガール・オン・ザ・トレイン」の感想は改めて。

by honyakusha | 2017-06-07 06:34 | 本・映画・舞台 | Comments(0)
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