乳がんになったけど

小林麻央さんが亡くなった。
とても厳しい状況だと分かってはいたけど、少しでも長く生きてほしいと願っていました。
私も同じ乳がん患者として彼女に励まされた一人です。

乳がんが判明した時の気持ち、それは絶望と恐怖でした。
自分の周りには乳がんになってもその後元気に生き続けている人がいなかったから。
骨折手術の直後だったので整形外科も受診しており、
「実は乳がんの手術をすることになりました。」と言ったら医師は
「僕が診てる患者さんの中にも、乳がんの既往がある人はすっごくいっぱいいます」と、
おそらく私を励まそうとして言ってくれた。
でも、私の周りには乳がんで亡くなった人はいるけど、その後元気に生活してる人は思い当たらなかった。
乳がんに関する情報を得ようとインターネットを見ると、結果的に悲しい気持ちになることが多かった。

手術で左胸を全摘同時再建して、今年の3月で術後4年が経過しました。
今の私は以前と変わらないぐらい元気に母として家事育児をこなしながら翻訳の仕事をしています。
病気をきっかけに始めた水泳は、1時間に1400メートル泳げるまでになりました。
もっといい翻訳者になりたくて、週に1回学校にも通っています。

乳がんになったけどその後元気にしてる人は、それをあまり人に言ったりブログに書いたりしないから目立たない。でも整形外科を受診する時は問診票に既往歴として書かざるを得ないため医師の目から見たら「すっごくいっぱいいる」。
そういうことなのだろうと思います。

小林麻央さんが、病気でつらい思いをしている人たちの力になりたいと願っていたと知り
私のような人間がいることが、誰かの励みになればと思いました。

麻央さんの美しい心は、これからも毎日たくさんの人を笑顔にしていくと思います。



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by honyakusha | 2017-06-24 06:50 | 乳がん | Comments(0)
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