マンモグラフィーでは見えなかった

当初は、「腫瘍は1センチ程度でおそらく1期でしょう」という話だった。
MRI検査の結果、腫瘍が思ったより大きく、2センチ以上あるということが分かった。
腫瘍が2センチ以上となると、既にリンパ節に転移している可能性もあり、激しく不安になった。

1年4カ月前の乳がん検診時、すでに腫瘍はあったのに見つからなかったようだった。
検診を受けた病院は、手術予定の大学病院と同じ系列で乳がんに関しては最新の設備がある専門クリニックなので、手術前のMRIもわざわざこの病院に行って受けるよう指定されたのでした。

そんな最先端の病院の検診でなぜ発見されなかったのか。
「ちぇりさんの場合、マンモグラフィーの画像が真っ白でほとんど見えないんですよね。」と優しい女医先生は言った。
どういうことかと言うと、私は40歳で双子を出産し、42歳まで双子に授乳していた。双子を母乳育児するのはとっても大変なのでミルクに切り替える例も多いけど、私は割と母乳の出が良かったので、というか出産した病院がものすごく母乳育児にこだわっており、母乳以外あり得ないようなことを言われ、かなり頑張った結果出るようになったのだった。産後まもなく仕事も再会していたのですごく大変だったけど、双子が2歳4か月になるまでずっと授乳していたのだった。

その結果、45歳の時点でも乳腺が極度に発達した状態のままだったため、マンモグラフィーの画像に白く写るはずの腫瘍が、同じく白く写る乳腺組織に紛れてしまい見えなかったらしい。
検診時の画像はまだ残っていたため、女医さんもそれを見て先ほどのコメントになったのでした。
検診では超音波検査もしたので、たぶんそちらでは見えていたのではないかと。
でも超音波は異常に気付かなければ画像は残さないので、もはや分からない状態だった。

世間では、40代以降の乳がん検診ではマンモグラフィー検査が有効、と言われてる。
でも高齢出産して双子に授乳した私の場合、45歳でもマンモグラフィー検査は役に立たなかった。

優しい女医先生が、今回はカルテに乳がんのステージは「2期」と書くのを見ながら、
検診の時、最初から超音波できっちり検査していたらその時点で腫瘍が見つかっていたのかもしれない、もしそうだったら0期や1期で転移の心配などしなくて済んだかもしれない、などと考えて悲しくなった。

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by honyakusha | 2017-06-27 14:52 | 乳がん | Comments(0)
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