初日の出とダイヤモンド富士

明けましておめでとうございます!
本栖湖のキャンプ場で新たな年を迎えました。
息子が受けてるギフティッド教育に関わる大人と子供総勢10人のキャンプです。

冬のキャンプはすっごく寒かったけど
薪ストーブと石油ストーブを使い
しっかり着込んでカイロをたくさん仕込めば
大丈夫でした。

息子は他の子供たちと焚き火をしたり、
去年の夏に手作りした線香花火をしたり。
年越しそばもおいしかった。

年が明けた瞬間、キャンプ場のあちこちで
花火が打ち上がりました。

そして午前3時。
標高1,485mの
竜ヶ岳の登山口に向かいました。
最初の20分間は傾斜が急で、
息子は早くも「僕は無理。」と泣き言を言い始めました。
まだ登り始めたばかりなのに「あとどれぐらい?」と何度も聞いて
周囲の人を困らせます。
「私は息子とここに残りますから皆さんどうぞ先に行ってください」
という言葉が喉元まで出掛かったとき
ギフティッド教育の先生は息子にグループの先頭を歩くよう指示し
「ペースを作ってくれ」とリーダーの役割を与えました。

ええ!なぜ先頭に?と思ったのですが
息子は文句も言わずに先頭を歩き始めました。
標高が上がるにつれて高い樹木がなくなると
視界が開け、目の前に富士山のシルエットと満点の星が現れました。
こんな素晴らしい景色を眺めながら登れるなんて、夢のよう。

中腹の休憩所で、息子は星空を解説してくれました。
「あれがスピカ、おとめ座の1等星。
おとめ座の全体像は町では見えないから見るのは僕も初めてだよ。
富士山の上には双子座が見えてる。
そして下の方に横に広がってるのがうみへび座。
一番大きい星座だよ。」
私にはたくさんの星が輝いてるとしか見えないのですが
息子の目には数々の星座の形が鮮やかに見えているようです。

星空に励まされたのか、そこからの息子は水を得た魚のように元気よく歩き始め
登山の後半はかなりいいペースで登れました。
夜空の中の富士山のシルエットが少しずつ下の方から
あかね色に変わって来る様子を眺めながら
山頂へと近づいていきました。
霜に覆われた笹をかき分けるようにして進みながら息子は
「みんな、あと少しだよ!」と後ろの仲間たちに声をかけて
いつの間にか立派なリーダーになっていました。

山頂に着いたらもう1枚ダウンを下に着込み、
先生が作ってくれたお汁粉を食べながら太陽が昇るのを待ちます。
360度の視界の中、青い空に映える樹氷と
ピンク色に染まった日本アルプスの美しさに思わず息をのみました。

そしてついに富士山のてっぺんから太陽が顔をのぞかせました。
ダイヤモンド富士は、私たち親子を応援してくれているようでした。

皆様よき一年を。
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by honyakusha | 2018-01-03 07:14 | 歳時記 | Comments(0)
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