2008年 11月 23日 ( 1 )

毎日=day after day

先週のある日、子供たちが宵の口に2人一緒に眠ってしまい、珍しくぽっかりと時間が空いた。こんなときは1人でゆっくりと体を休めつつブランデーなんぞ味わったら生き返るのではないかと。

バカラのグラスにレミー・マルタンを少しだけ注いでゆらゆらとさせながらその色と香りをじっくりと楽しみつつ、ピエール・マルコリーニのチョコレートを1粒だけゆっくりゆっくりと味わう。ヘッドフォンでラフマニノフを聴きながら好きな小説のページをぱらぱらとめくって拾い読みしたり。

実際にはバカラのグラスもレミー・マルタンもピエール・マルコリーニのチョコレートもないので、デュラレックスのグラスにキッチンにあったお菓子作り用のマイヤーズ・ラムを少しだけ注いで香りをたのしみつつ、冷蔵庫の片隅に眠っていた製菓用のクーベルチュールチョコレートの塊を包丁でガキッと割って口に入れ、ラフマニノフが聴こえてることにして、西原理恵子の『毎日かあさん④』を読んだ。

西原さんのお子さんは一男一女の兄妹なんだが、妹ちゃんが保育園を卒園するとき西原さんはしみじみと涙を流しながら「もっかい子育てしたいなあ」と言うのだ。

子供が小学校へ入るとき、子育ての一番濃い時期は終わるのだな、と気づかされた。そこからはきっと子供たちはどんどん自分の力で育っていってしまうのかもしれない。そういえば名古屋の義妹は小2の息子と手をつなごうとしたら「やめろ、キモい」と言われたとショックを受けていたなあ。3歳のお誕生日なんてずっと先のことに思えたけど、あっという間にきてしまった。子育ての一番濃い部分の半分はもう終わってしまったのだ。子供と過ごす、いや、子供と過ごせる毎日をもっと大事にしようと思った。

仕事の依頼の電話がかかってきたけど、「4月の入園までは育児に専念します」と伝えた。「毎日かあさん」することにする。

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by honyakusha | 2008-11-23 23:32 | 仕事・趣味 | Comments(2)