カテゴリ:仕事・趣味( 91 )

ペテロとペトロ

イエス様の使徒として大活躍したペテロ。
礼拝中、牧師メッセージの中でもよく名前が挙がる。
しかし、新共同訳聖書では「ペテロ」ではなく「ペトロ」なのだった。

私が通ってる教会では新改訳聖書を使ってるので、ずっと「ペテロ」という呼び名になじんでいた。
Twitterで人気の上馬キリスト教会のツイートも「ペテロ」
ドラマ化もされた宮部みゆきの小説タイトルは「ペテロの葬列」
Google検索ヒット数は「ペトロ」が「ペテロ」よりかなり多いように感じるけど
「石油」「油」などの単語を含めずに検索すると「ペテロ」の方が優勢となる。

翻訳では基本的に「新共同訳」ということなので、「ペトロ」なんですね。
そう言えば昔カトリック教会に通っていた頃は「ペトロ」だった。
英語だとPeter。
礼拝中通訳しながら何度も「Peter」と言っていて、その後日本語で話す時もうっかり「Peter」と言いそうになり頭の中で変換して「ペテロ」と言う。
名前はホントややこしい。

[PR]
by honyakusha | 2017-10-18 06:10 | 仕事・趣味 | Comments(0)

感覚を磨くことが大切

怒涛の日々がようやく落ち着きそうで、すごくうれしい。
月曜の昼までに納品という案件が3週続いた。
その合間に私が企画を担当した通級親の会の勉強会があり
息子の進路関係であれやこれやのイベントもあって
忙しかった。

私の字幕翻訳の力はまだまだで、
ホント仕事しながら勉強させていただいてる状況だなあと。
今年2月から8月まで通ったスクールで教えていただいたことが
日々の仕事に役立っています。

自分がこだわるべき部分と、そうでない部分の見極めも大事だなと思う。
「作品の世界に身をゆだねて」と先生はおっしゃっていた。
日本人に分かりやすいことはすごく大事だけど
登場人物のセリフとしてその言葉が自然なのか、というのが気になる。

たとえばの話、日本人にとっては「フランスパン」って分かりやすいと思うけど
フランス人のセリフだったら「バゲット」が自然なのではというようなレベルの話ですが。

自分の感覚を磨いて、適切な訳語が自然に浮かんでくる境地を目指したいものです。
松浦美奈さんがこちらの記事でおっしゃってる「どんどんセリフが生まれてくる」というのは
そういうことだと思う。

私の場合、日本語の勉強が必要だと痛感しています。




[PR]
by honyakusha | 2017-10-10 05:44 | 仕事・趣味 | Comments(0)

失敗はチャンス!

谷の次は山のはず…と思って進んでいったら、更に深い谷がありました。

あーーーーれーーーーー…(←奈落に吸い込まれていく様子)

トライアル不合格。
いや、これは想定内だったのだけど、
やはり現実を突きつけられると心臓の辺りがギュウ~っと…。

あまり考えないようにしながらその日に書くべき字幕をせっせと夜まで書き続け
深夜になってからなんとくなく全てが腑に落ち、これもチャンスだと感じられたので
不合格のメールへのお返事が書けました。

6月のギフティッド教育カンファレンスで、日系アメリカ人のミサさんのスピーチを聞いて
感じたことをメモした付箋をデスクに貼っています。

「失敗をチャンスだと思える自分になりたい」

次こそ山、いや谷でもきっと大丈夫。




[PR]
by honyakusha | 2017-10-04 10:03 | 仕事・趣味 | Comments(0)

1年後は…

映像翻訳の合間にたまにアパレル関連の翻訳をしています。プレスリリースとかカタログなど、数時間で仕上げられる分量なので、家事育児の合間に仕事してる私にとってはやりやすいのです。

ファッション業界はとっても先取りなので、今回訳したのは2018年春コレクションのコンセプト。来年の春か~、でもきっとあっという間に1年たってしまうのだろうな。思えば1年前の今頃は、3年間で5度目の手術が決まり、ああ、今回こそもうダメかなぁと相当に絶望的な気持ちでいたのでした。幸いにも手術の結果は良好で、無事にまた母として翻訳者としてそれなりに機能できるようになったのです。

このところ、母としても翻訳者としても不甲斐なさに落ち込むことが多かったけど、1年前の絶望感を思えば幸せすぎるな、と思いました。そんな気持ちにさせてくれた、2018年春コレクションの仕事ができてよかったです106.png

[PR]
by honyakusha | 2017-05-11 09:21 | 仕事・趣味 | Comments(0)

ミステリー

改めて謎解きの世界にどっぷりと浸ってみたい…と書いた前回の投稿から早半年近く。
その希望は意外な形で叶っております。

2月から字幕翻訳スクールに通い始めました。
映像翻訳の仕事をするようになって15年ぐらいたちますが、ちゃんと字幕の勉強をするのはこれが初めてです。通訳学校で会議通訳と放送通訳の勉強をして、報道系のボイスオーバー翻訳をするようになってからふと、この先在宅で仕事をする可能性もあるなと思い、映像翻訳学校の入門科に半年通ったことはあります。でも、そこで学んだのはごくごく基本的なルールだけなので、実践的な字幕の勉強はほぼ皆無。いつかちゃんと学ばなくては、と思いつつ出産子育て、そして病気といろいろあってなかなかできなかった。しかし今細々と字幕の仕事をしながら自分の勉強不足を痛感することが多く、ホントやらないとダメだよ自分!という気持ちになって、通うことにしたのです。

で、現在ワークショップ形式のスクールに週1回通ってるのですが、そこで毎回訳しているのがミステリードラマ、ということで冒頭に書いたように謎解きの世界にどっぷりと浸かる日々が実現したのでした。通ってみると、今までよくこんなんで仕事してたわね(冷や汗)、とつくづく思います。そして、仕事しながら勉強するメリットというのもあるな、とも思います。

毎回丁寧にきちんと指導してくださる先生に感謝です。

[PR]
by honyakusha | 2017-04-24 15:12 | 仕事・趣味 | Comments(0)

近況

またしてもあっという間に日々が過ぎていました。
ピカの脚もかなりよくなって、まだ普通には歩けてないけど先週からはゆる~く体育の授業にも参加していいことになりました!
仕事も少しずつコンスタントに受けられるようになりました。そうなるともっとやりがいのある大きな仕事をしてみたい…とも思うんです。が、もうしばらくの間は、今までのように監督コメンタリーとか特典の仕事がメインでもいいかなあ、とも思います。実は何作も手掛けるうちに監督コメンタリーの翻訳が大好きになってしまったような気がしているのです。
子供の事で忙しく限られた時間しか仕事に割けなかったり、自分では元気なつもりでいても何かと病院にお世話になっていたりするので(この3年間でなんと5回も手術をしてしまった…)そんな状況でもなんとか仕事が続けられてるのは、自分に向いた仕事をさせてもらえてるからだなあ、としみじみ思うのです。

[PR]
by honyakusha | 2016-09-22 22:54 | 仕事・趣味 | Comments(0)

アメコミの翻訳

最近ブログを書いているのか聞かれたので、あわてて書くことにしました。
ええと…

こないだ短編コミックの翻訳をしました。アメコミというのは日本のマンガと全然ちがって、分業で作られています。今回の場合はクレジットに、原案、ライター、作画、カラリスト、レタラー、表紙、エディターと7人もの名前がありました。原案を基にライターがセリフを書くみたいです。文字だけ書くレタラーがいる、というのも、手書きのセリフ文字にも個性があるアメコミの特長ですね。同じ作品でも各エピソードでそれぞれの担当者が違ったりします。へえええええ。

セリフ書きが専門のライターが書いただけに、アメコミのセリフはすごく凝っていて、隠喩が使われていたりして、訳すのが難しかった…。「ドラゴンボール」みたいにすらすら読めなくって、「はみだしっ子」みたいな感じ(?)。分かりにくいたとえですが。ともかく、テキスト翻訳と同じようなつもりで気軽に引き受けたけど、字幕よりよっぽど時間がかかりました。でもすごく勉強になったよ。そしてまた少し経験値が上がった気がしたのでした。

[PR]
by honyakusha | 2015-11-15 15:33 | 仕事・趣味 | Comments(0)

いつもと違う仕事

すごく久々に、字幕以外の仕事をしました。
記者会見の内容をそのままベタ訳する作業。早朝に受け取った映像をどんどん訳して昼に半分納品、夕方残りを納品という大急ぎの案件だけど、そう言えば、字幕の仕事をする前はこういう仕事が中心でした。久しぶりにやってみない?と長い付き合いのコーディネーターさんから電話。さっき特典の字幕を納品して、よし、明日は休むぞー、と思ってたところだったんだけど。

オンサイトでスポーツニュースのボイスオーバー原稿を作ってた頃は、ヘッドフォンと電子辞書とシャープペンと消しゴムを持って職場に入り、その場で手渡されるVHSのビデオテープを再生しながら原稿用紙に手書きしていました。9時半頃から作業を始めて、2時ぐらいには声優さんたちが来るため、それまでに仕上げなければと毎回必死で英語を聞き取っては原稿用紙のマスを埋め、小声で尺合わせをしていました。休憩もないまま一気に4時間ぐらいで訳し終える作業は大変だったけど、毎回、やったー!という達成感がありました。

字幕の仕事って本編は1000メートル持久走、監督コメンタリーは400メートル走、特典は200メートルハードル、って感じだけど、スクリプトなしの映像ベタ訳即日納品は100メートル全力疾走という感じ。たまにやると気持ちいい。

[PR]
by honyakusha | 2015-10-17 11:53 | 仕事・趣味 | Comments(0)

ホラーな出自

ホラー映画の本編字幕を書き終えました。

「ホラーですけど、大丈夫ですか?」
「私、怖いのは全然ダメなんですけど、誕生日が稲川淳二氏制定の『怪談の日』なんですよ」
「じゃ、これもきっとご縁ですよね!」

という流れで引き受けたお仕事でした。(激しく不安)

悲鳴のシーンが多く、普通のセリフが少なかったので体力的には楽でした。SSTの音声波形で、そろそろドーン!と来るぞ~、と心の準備ができたので、精神的にもかなり助けられました。

以前、パラノーマル現象を扱ったTVシリーズも訳したことがあるけど、グロい映像があまりなければホラーも大丈夫かも、と思えるようになりました。そういえば、誕生日が「怪談の日」というのに加えて、実際に自分が生まれたのは「13日の金曜日」でもあったのだ。実はホラーに向いてるのかもしれない。

[PR]
by honyakusha | 2015-05-28 09:24 | 仕事・趣味 | Comments(0)

スイミングの後「嵐が丘」

昨日は日生劇場で「嵐が丘」を観てきました。早朝から午前中にかけて仕事→スイミング→ピカの習い事送り→ソワレ観劇、という日程だったので、疲れて眠くなっちゃうかも、と思いました。が、舞台に引き込まれて、まったく眠くなることはありませんでした。

観劇後、友人とお茶しながら、「スイミングの1時間のレッスンで1,450メートル泳いできた」と言ったら、なぜそんなに?と驚かれた。私が参加してるスイミングは、たぶんすごくハードなんだと思う。コーチの指導も大変熱心で、厳しいメニューを組んでバンバン泳がせる。そして生徒は女性ばかりでたぶん私が最年少。でもみなさんすごいんです。まずアップで25メートルを12本、次にキックで25メートルを8本、次にクロール50メートルを7本、往きは背泳ぎ帰りはクロールで50メートル4本、じゃ、最後にバタフライ25メートル何本泳ぎましょうか、なんて指示が出ても、みなさん「ええ~」とか口では言いながら嬉々として泳いでいらっしゃる。私も後ろの方に追いつかれないよう必死で泳いでいます。

必死で泳いでるのは確かなんですが、同時にどんどん自分の泳ぎが上達してるのが実感できてすごく楽しいんです。おおー、上体をこうやって使うと速く進むなあ、とかドルフィンキックのタイミングがすごく取りやすくなってきた!とか。

英語の勉強と同じで、やればやるほど面白さが分かってもっとやりたくなってしまう。考えてみると、長年やってるスキーもそんな感じ。英語、水泳、スキーは生涯の趣味だなあ。

「嵐が丘」の感想はまた改めて。

[PR]
by honyakusha | 2015-05-22 15:21 | 仕事・趣味 | Comments(0)