カテゴリ:仕事・趣味( 100 )

揺れたら「保存」

今日も未明にグラグラしました。その時、頭に浮かんだのは「保存」の二文字。

3月11日の金曜日、私は双子を延長保育にお願いして朝からせっせとテキスト翻訳をしておりました。昼前に「火曜に納品の予定でしたがクライアントの要望で、どうにかして月曜朝の納品にしてもらえないでしょうか」という電話がありました。まあ双子を迎えに行く5時まで頑張ればなんとかなるな、と思い「月曜朝でオッケーです」と言って、昼休みもそこそこに猛スピードで翻訳作業をしていたところ、なにやらユラユラと揺れ始めました。和室を仕事部屋にして畳に座って作業しているので、小さな地震でもすぐに気づきます。今それどころじゃないのよ、と揺れにも構わず作業を続けていたけどいよいよ激しくなってきたので、立ち上がって掃出し窓を開けて様子を見てたらますますひどく揺れるのでそのまま庭に出て、おびえるロビンに「大丈夫だよ」と触れながら、「神様、お守りください」と祈りました。高台にある我が家の庭からは、家々が大きく動き電柱が激しく左右に揺れている街の様子がよく見えました。

揺れが収まり、隣の畑のおじさんと少し言葉を交わして庭から室内に戻ると、PCの電源が落ちていました。停電していたのです。がーん。作業中のデータは…。立ち上がる前に「保存」しなかった気がする…。なんとか作業を再開したいけど、電気が復旧しないと何もできない…。とノートPCにバックアップしておかなかったことを激しく後悔しましたが後の祭り。

結局深夜まで停電が続き、月曜朝の納品に間に合うかなあ、とほほ、と悲しい思いを抱きつつも、懐中電灯の明かりの中双子や犬のことで精いっぱいでした。翌朝恐る恐るPCを立ち上げてみたところ、幸い自動保存でデータは残っており、土日の追い込みでなんとか月曜朝までに納品することができたのでした。

そんなわけで、とにかく今は、揺れたら「保存」、携帯の緊急地震速報が鳴ったらすぐ「保存」、と反射的に思うようになりました。でもやっぱり常にバックアップはしておかないと、と改めて思いました。

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by honyakusha | 2011-04-18 09:53 | 仕事・趣味 | Comments(0)

地震な日々

昨日は夕方J-Waveの「グルーブラインZ」を聴きながらカレーを作ってたら携帯の緊急地震速報が。双子はすばやくリビングから走ってきてダイニングテーブルの下に潜り込みました。グラグラと揺れ始め、ラジオではいつもはおちゃらけなピストン西沢さんが「今、揺れています。六本木ヒルズの震度計は震度3を示しています。車を運転中の方はハザードランプを点けて路肩に停まりましょう」と冷静に告げました。

揺れが収まった後、ピカは「震度3か」とつぶやき、ルカはプチ帰宅難民となった夫の「電車がまだ動かない」という電話に「地震で停電は?」などと饒舌に応対していた。

私は地震どころ静岡で育ちましたが、我が子が5歳でこんなに地震を日常的身近なものと感じるようになるとは考えもしませんでした。しかしここまで地震が日常化するとやっぱり日本全国の原発が心配です。浜岡原発で事故が起きたら、静岡の親族はほぼ全員、激しく影響を受けることになります。

金融商品の販売勧誘で「絶対に儲かります」みたいなことは言ってはいけない、というのは常識なのに、原発は「絶対に安全です」を前提に推進されてきたのはなぜなんでしょうね。自然災害を想定できるのは神様だけなのに。

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by honyakusha | 2011-04-12 04:46 | 仕事・趣味 | Comments(2)

平常心

年頭に「あなたにとって今年の漢字一文字は?」と聞かれ「平」と答えました。「平凡」「平穏」「平和」そして「平常心」。私にとってのキーワードです。不測の事態に際して、平常心を保つことが何より大事と改めて思います。

我が家は1年ぐらい前からTVなしの生活をしているので、地震発生後もTVの報道は停電中に携帯のワンセグで少し見たぐらい。電気が復旧した昨日の朝以降、情報源は携帯の緊急地震速報とラジオと新聞が中心です。

恐ろしい津波や廃墟となった町の映像を大画面TVで見るのは、かなりの恐怖、ストレスとなると思う。金曜の晩、夫が都心の職場から自宅に向かってひたすら歩いている間、寒い部屋で懐中電灯の明かりの中、子供たちに「大丈夫だよ、また大きい地震が起きたら上着を着てすぐに庭に出て隣の畑に逃げようね」と落ち着いて言うために、必要以上の恐怖を感じるような映像はあえて見ないほうがいいような気がした。

うちは毎日普通のアルミ鍋でご飯を炊いているので、停電中もいつもと変わらずご飯を炊いて食べることができた。便利なものに頼りすぎずに生活する習慣も結構いいかも。

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by honyakusha | 2011-03-13 14:35 | 仕事・趣味 | Comments(0)

みんな無事です。

まだ時々揺れるけど、朝になったら電気がついててよかった。

私は、と書いたところでまた緊急地震速報。強い揺れに警戒してください、とのことなので。

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by honyakusha | 2011-03-12 06:23 | 仕事・趣味 | Comments(2)

母は結婚式へ

昨日は高校の演劇部後輩の結婚式に出席するため、私だけ浜松まで行ってきました。
早朝から自力で訪問着を着ようと奮闘したものの、袋帯がうまく結べずお友達に頼んで結んでもらい、夫と子どもたちに車で新横浜まで送ってもらいました。ピカが熱っぽかったけど元気だから大丈夫かな~と車に乗せた。しかしピカは新横浜駅直前で「ゲボでそう…」と苦しげにつぶやいた。なんとかしなくてはと思ったけど私は着物なのでどうにもできず。。。ごーっと激しく吐いたピカを残して私は新幹線に飛び乗るため車を降りたけど、夫とピカルカはそのまま自宅まで車で戻ったのでした。ピカごめんね、無理させて。ありがとう、夫とルカ。

結婚式は大変に美しいものでした。式を執り行ったのは彼女をクリスチャンに導いてくださった牧師先生です。
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だんな様はコントラバス奏者で音楽の先生なので、ステキな音楽たっぷりの披露宴でした。音符が飾られたウェディングケーキ、おいしかったです。
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大事に育ててくれたご両親に対する娘の感謝の気持ちが招かれた私たちにも伝わってきて、みんな胸がいっぱいになりました。
いつか自分も花嫁の母になれるかなあ、と夢見た気の早い私です。

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by honyakusha | 2011-02-20 17:45 | 仕事・趣味 | Comments(2)

そのままの君でいい

先週、幼稚園の面談がありました。1年前、年少の3学期の面談では、先生から「ピカくんは年中のクラスの中では1人だけ置いていかれるかもしれない」と言われてかなり動揺した私。今年はどうなるかな、と思ったけどなんだかすごく気軽に先生とお話して、お話の中には特に意外な内容もなく、穏やかな気分のまま楽しく面談は終わった。

ピカは彼なりのマイペースで成長していて、それが5歳児の平均と比べたらややゆっくりかな、ということらしい。私も普段彼と接していてそれはすでに分かってるし、だからと言ってあせって平均ぐらいにならなくては、とも思わない。ピカはピカなんだなあ、と思って今までと同様に彼なりに成長していく姿を見守るのみである。

つい最近、「A.I.」という映画をDVDで観た。これは母である私にとってものすごく衝撃的な作品だった。観たその日は何も手につかないぐらい、心が揺さぶられた。「無償の愛」というのは親が子に対して、ではなく、子が親に対して抱くものなのだ。子が親に惜しみなく与えてくれる「無償の愛」に、親は「無条件の愛」で応える。これが一番なのだなあ。君がいい子だから好き、ではなく、君が君だから好き。親から毎日そういうメッセージを受け取りながら成長する子はきっと幸せになると思う。

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by honyakusha | 2011-02-17 05:49 | 仕事・趣味 | Comments(2)

母が働ける社会になればいいのに

双子を育てながら仕事をするのは結構しんどい。犬の介護もなかなか大変である。そんな中、少しだけ余裕がもてるようにと考えながら仕事を受けてるのだけど、双子が次々とウィルスに感染したり急な仕事を依頼されたりして、気付くとその少しの余裕のつもりの時間ははかなく消えている。幼稚園のママたちは仕事してない人がほとんど、というか、現在の幼稚園は2時か11時半にお迎えだし行事のお手伝いに親が借り出されたりすることが多くて、母が勤めに出るなんて出来ない仕組みだ。なのでママたちはその代わりに園児の母という役割を生き生きとこなすことを楽しんでいるような感じがする。それもいいなあ~とうらやましく思ったりもする。でもそんなときは、今自分がこうしてしんどい思いをしながら地味~に翻訳の仕事をしていることは、長い目で見たらすごくいいことなのに違いない…と自分に言い聞かせる。そう思わないとやってられない。

子ども園でも何でもいいから、園児のお迎えは2時から5時までの間いつでもいいです、就学前の子を持つ母は時短勤務の正社員として働けます、父も母も働きながら育児してるんだからお父さんも残業しないで帰宅して子どもとお風呂に入ったりするのは当たり前、みたいな社会にしてかないといけない。有能な母たちが社会人として貢献できない国のままでは、女性が育児しながらバリバリ働ける環境が整ってる国にどんどん遅れをとっていくものと思われます。ワーキングマザーってわざわざ言うけど、ワーキングファーザーとは言わないから、やっぱり母が働く事は特殊という視点があること自体、まだまだ道は遠いなと思う。

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by honyakusha | 2010-12-16 23:55 | 仕事・趣味 | Comments(2)

着物いいなあ

最近、着物に凝っています。今年は翻訳会社さんの新年会、幼稚園の進級式、幼児祝福式(七五三)で着物を着たのですが、普段のお出かけにもちょっとおしゃれしてワンピース、みたいな感覚で着物で出掛けたいなあ、と思うようになり。母が着ていた着物をちょっと現代的なコーディネートにしようと、比較的お手ごろ価格と思われる帯とか帯締めなんかもちょこちょこと買いました。

双子が幼稚園に行ってる間はひたすら仕事をしている私ですが、お迎えまでの1時間を着付けの練習タイムと決めて練習します。大体いつも襟が抜けなかったりお太鼓がうまく作れなかったりしますが、お迎えの時間までにまたジーンズに着替えて家を飛び出し幼稚園までダッシュしなくてはならないため途中でやり直す暇はなく、もうこれでいいや!という感じでとにかく最後まで着る。そして姿見に映った姿を見ながら次回に向け反省点を自分でチェックするのです。

そして先週水曜、山本耕史のロックミュージカル「Godspell」に着物で行ってきました。幼稚園の後、英語とバレエに送り迎えして帰宅後、風呂やらロビンの世話やらあれこれとあたふたと済ませてから大急ぎで着物を着ました。意外にも30分で着付け完了。奇跡的に今までで一番速くうまく着られました。母が残した泥大島(?)と臙脂色のコートを初めて着て出掛けたのだけど、その日は母の命日だったので、むむむ、この奇跡的な着付けには母の応援があったのかな~と思いました。

着物、いいなあ、と最近しみじみ思います。割と寒い夜だったのに、着物だと外を歩く間も腰や足がとても温かです。日本人ノーベル賞受賞者の方々も、燕尾服ではなく紋付袴で式典に参加すればいいのにぃ~と思います。

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by honyakusha | 2010-12-12 05:53 | 仕事・趣味 | Comments(0)

自分のことを自分できるように。なりゆきで。

こないだまでやってた仕事はドラマの予告編とプロモーション用インタビューでしたが、それはそれは苦しいものであった。とある人気ドラマのプロモーション関連の仕事を数年前からやっており、そのドラマもかなりシーズンを重ねてそろそろ終わるのではないかなーと思っていました。今回のプロモ素材は最近アメリカで始まった複数のドラマのものでおそらく今後日本で放映されるのだと思いますが、どれも面白そうでした。が、本編の内容も分からないまま、スクリプトもないまま、大急ぎで訳さなくてはならないというのは、ものすごくつらい。たかが予告編とインタビューなんですが。尺はとっても短いのに内容はぎゅうぎゅうに詰め込まれてるし。なんとか仕上げたけど、夜は双子をお風呂に入れるのもしんどいぐらい疲れてしまった。「お母さんは疲れてるから二人でお風呂入って。」と言うとピカは「いやっほー!」と喜び、ルカはここぞとばかり張り切って「ヒカリくん!ちゃんとシャツぬぎなさい」と母の代役をするのだった。二人でなにやらキャーキャー叫びジャージャーシャワーを流しながら長々と入ってる。お風呂場をのぞくとイライラする光景を見る事になるのは明らかなので、そのまま放置してその間ひたすら夕食の支度、そしてつかの間の休憩。こんな風に少しずつ子供たち自身でいろんなことが出来るようになっていけばそれでいい。

しかしやっぱりドラマは見るのは大好きだけど、仕事では扱いたくないなあと思ってしまうのだった。

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by honyakusha | 2010-12-01 13:58 | 仕事・趣味 | Comments(0)

新旧融合

「ピカくんは仮面ライダーとか好き?」と昨日お友達のママに聞かれたので、「たぶん好きだけどあんまり知らないと思う。うちテレビ見られないから」と言ったらすごーく驚かれた。

今年の4月25日に光TVのチューナーが外されて、アンテナの立ってない我が家は地デジもアナログも映らなくなった。光TV導入前は地上波は室内アンテナで見ていたので、またそれを付ければいいだけの話なんだけど、別にTV見られなくてもいいかー、と思いそのままに。それまで毎日、NHK教育のおかあさんといっしょとかピタゴラスイッチとか天才てれびくんMAXとか楽しみに見ていた双子は、「あーあ、テレビうつらなくなっちゃった」と電源を入れては砂の嵐画面を見てため息をついていたが、それもほんの一日のことで、その後は特に文句も言わない。DVDは見られるからトトロとかカーズとか好きなアニメはよく見てるし、1年以上前の「おかあさんといっしょファミリーコンサート」も飽きることなく何度も見ている。今のところはそれで十分みたいだ。

私はもともとTVあまり見ないし、夫もほかにやる事がたくさんあるから別にいいみたい。私はワールドカップの仕事とかしてる時に、試合が見られない状況で実況の資料を訳したり、選手の顔も分からないままコメント訳すのはいかがなものかとも思ったけど、結果的には特に問題なかった。

3月ごろから炊飯器も使わなくなって、毎日鍋でご飯を炊いている。使ってるのはビタクラフトとか土鍋でもなく、業務用のアルミ寸胴鍋。亡き母はいつもこの鍋でご飯を炊いていたのだ。アルミ鍋は軽くて扱いやすいし、何より炊飯器で炊くよりずっとおいしい。

生活の中からTVとか炊飯器とかなくなってちょっと原点回帰してるみたいな我が家だけど、私のPCだけは最新式のWindows 7!夫監修のハイスペックでカスタマイズし、Microsoftのワイヤレスキーボードとマウスにしてみました。すごく快適。

新しいものと古いもの、それぞれのよいところをうまく取り入れ組み合わせるのが暮らしやすいと思う。

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by honyakusha | 2010-11-26 10:25 | 仕事・趣味 | Comments(0)