「おいそぎ」→「時短」


いよいよ12月。何かと気ぜわしいこの時期、キーワードは「時短」。
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先日洗濯機を買い替えたのですが、新しい洗濯機には「時短」コースがあります。
前に使ってた洗濯機には「おいそぎ」コースがありましたが
この「おいそぎ」という言葉に取って代わったのが「時短」。
「おいそぎ」4文字、「時短」2文字。
字幕翻訳者としては、字数が気になります。

本来、「時短」という言葉は「労働時間の短縮」という意味で使われていましたが
近年は料理などの家事において使われているのをよく見聞きします。


るすめしレシピ

上田 淳子/自由国民社

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「るすめしレシピ」は、留守にする時だけでなく、家にいるんだけど仕事部屋に引きこもって居留守状態ということも多い在宅翻訳者にとって、大変ありがたい料理本です。この本にある私のお気に入りレシピ「牛肉入りナムル」のページにも、「にんじんはスライサーを使ってせん切りにすればさらに時短。」とあります。

私も仕事に十分時間をかけられるよう毎日の家事など時短で済ませたい、と思ってはいるのですが
せっかちなくせに手際が悪いので、何かとものすごく効率が悪いのです。
せめて落ち着いて行動するために、あまり時短にとらわれずにゆったりとした気持ちで物事には取り組みたい。
とか言いながら、今日ものろのろしています。

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# by honyakusha | 2017-12-03 08:28 | 仕事・趣味 | Comments(0)

カトリックの家で育ったことが字幕翻訳に役立つ

クリスマスが近づいて、街もツリーやイルミネーションで華やか。
私の育った家は祖母がカトリックのクリスチャンだったので
生後2か月で幼児洗礼、7歳で堅信を受けました。
物心ついたころから、土曜の午後は教会で要理を学んだあと告解とミサ、
日曜も朝からミサ(‟御ミサ”と呼んでいた)。
子どもの頃はこれがイヤだった。

しかし字幕翻訳の仕事をするようになったら
この経験に助けられることが多いのです。
欧米のドラマや映画では多少なりともキリスト教や聖書に関わる内容が
登場することが多いですもんね。
思い切り教会が舞台で告解室のシーンがあったりすると
自分が告解室で口にしていた文言がよみがえります。
神父様とのやり取りで使う定型の文章が書かれた紙が告解室内に置かれていて
それを見ながら唱えていました。

子どもの頃はイヤだった環境も、実はすごく恵まれていて
日々、得難い経験をさせてもらっていたのだなあ、と今では思います。
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堅信を受けた7歳のクリスマスに代母(godmother)から贈られたペンダント。


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# by honyakusha | 2017-11-30 05:55 | 仕事・趣味 | Comments(0)

「ギフテッド」

映画「ギフテッド」
キャッチコピーは、
‟いちばん大切なのは、〈愛する〉才能。” 

予告編を見た時は、あまり見たくないなと思ったのですが、
「映画『ギフテッド』を観て、ギフテッド教育の実践者と語る会」に
お誘い頂いたので、参加してきました。

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なぜ見たくなかったのかと言うと、この映画によってまたしても
ギフテッド=高IQ、数学の天才、と思われてしまうんだろうなあと思ったから。

息子が2年前から受けてるギフティッド教育の先生方からは、現状ではギフテッドはIQの高さやずば抜けた数学的才能の持ち主を指す言葉と思われてる節があるけど、本来のgiftedとはもっと広い意味での"different"な子供のことであるといつも言われている。うちの息子も算数は苦手だしIQが特別高いわけでもない。でも明らかにクラスのみんなとは違う生き物だと思われる。

この映画、見てみたら思ったよりずっと良かったです。
マッケナちゃんの愛くるしい小賢しさ、クリス・エヴァンスのちょっと陰のあるカッコよさ、祖母役リンゼイ・ダンカン、ご近所のおばさん役オクタヴィア・スペンサーなど、それぞれがそれぞれの立場で愛情を示す姿に共感し、純粋に泣けて心が洗われました。

親権を争う民事裁判のシーンや、ハコの切り方で、おお、こう処理すればいいのか!という気づきもあり、字幕の勉強にもなりました。
字幕翻訳は伊東武司さん。

鑑賞後の「語る会」では、ギフティッド教育の指導者、保護者、指導者を目指す学生さんたちと、有意義な時間が持てました。特に学生さんたちは非常に優秀で意欲的で、こういう人たちが先生になってくれるなら、日本の教育の未来は明るいかも、と思えてうれしかった。

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鑑賞前に差し入れで頂きました。
クリスピークリームドーナツは甘すぎると思うけど、
これは甘いキャラメルクリームとプレッツェルの塩味がなかなかでした!

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# by honyakusha | 2017-11-28 06:47 | 本・映画・舞台 | Comments(0)

お役立ちサイトYouGlish

今、翻訳しているのは映画の特典映像。
特典に付き物の人名表記ですが、最近は便利なサイトがあるのです。

YouGlish

全洋画オンライン、映画会社のデータベースでも表記が確認できなくて、
何と発音するのかも分からない人名を
Youtube動画の中から、一発で検索してくれます。

外国の言語を耳で聞ける機会が増えたおかげで
最近の表記は本来の発音に近づける傾向にある気がする。
「アナと雪の女王」も昔なら「アンナと雪の女王」だったかもしれない。

ともかく、実際の発音が聴けるのは大変ありがたいです。
英語字幕も付けてくれてるので、英語学習にも非常に役に立つ。
自分が通訳学校でリスニングの勉強していた時代にこれがあったら
勉強方法も全く違っていただろうなあ。

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# by honyakusha | 2017-11-23 17:35 | 仕事・趣味 | Comments(0)

息子の英語理解度に驚く

土曜の晩、息子が深夜2時からのネット中継を見たいと言った。
息子の大好きなMinecraftというゲームのカンファレンスが
ロンドンから生中継されるのだそうだ。
司会はウィル・アーネットという
「レゴバットマン ザ・ムービー」でバットマンの声を担当した俳優であるとか
新しいキャラクターが投票で選ばれるとか
色々と話して、クリエイターのジェブが新キャラクター候補について解説している動画を見せてくれた。

ジェブは英語で話していて、英語字幕が出ている。
小学6年生に分かるのかいなと思い、「何て言ってるか訳して」と言ったら
ほぼ全部正確に訳してくれた。
驚き。
好きなゲームについての解説動画(英語)をあれこれYoutubeで見て
ゲームを楽しんでるだけで
こんなに英語が分かるようになるのか。

小学校で英語の授業が本格的に始まるということだけど
こういう方法もぜひ取り入れてほしい。
サッカーが好きな子、動物が好きな子、宇宙が好きな子
それぞれ好きな分野の動画をYoutubeで見てレポートを作る。
きっと楽しみながらいろんな英語表現に触れられると思う。

土曜深夜のネット中継は非常に楽しめたようで
そのレポートを宿題の自由勉強ノートに3ページにわたって書いていた。
マンガ風のイラストに英語のセリフも
電子辞書でスペルを確認しながら書いている。
新世代の英語学習だなあ。




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# by honyakusha | 2017-11-21 05:01 | 教育 | Comments(0)