「ジェイソン・ボーン」

久々に映画を観に行けました。「ジェイソン・ボーン」。楽しかった~。

ポール・グリーングラス監督のドライな演出、マット・デイモン=ジェイソン・ボーンとしか思えないはまりっぷり、そしてヴァンサン・カッセルの安定した悪役ぶりは、どれも期待通りでした。私はマット・デイモンという人は稀代の名優と思ってます。この人の、表情だけで心の動きを見事に表現する演技力は、「オデッセイ」みたいに、ずーっと宇宙船内のシーンばかり続くような映画では特に際立っていました。今回は最初から最後まで、楽しげなシーンは全くなく、ジェイソンの感情も苦悩とか悲しみとか怒りとかしかないんですが、そんな中でもこんなに表情のバリエーションがあるのねえ、と思いながら見てました。

最初から最後までずーっとハラハラしっぱなしで、文字どおり手に汗握る展開が続くんですが、さあ、いよいよ最後のカーチェイスが始まる~という瞬間には思わず立ち上がって「行けー!ジェイソン・ボーン!!」と叫びそうになりました。

ジェイソン・ボーンとヴァンサン・カッセル演じるエージェントだけが超人的に強くて、それ以外のCIAエージェントなんかがあまりにへなちょこで、何人束になってかかってもあっという間にジェイソン・ボーンにやられてしまうのが笑えます。ヒロイン役は、もう少し年齢が上の方がいいような気もしましたが、「新人」という設定だから若くていいのか、いやそもそも新人がいきなりCIAでこんなに責任ある仕事をさせてもらえるものなの?とか、いろいろあるけど、とにかくスカッと楽しめたし、戸田奈津子先生の字幕も堪能できて、大満足でした。

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# by honyakusha | 2016-10-14 18:08 | 本・映画・舞台 | Comments(0)

近況

またしてもあっという間に日々が過ぎていました。
ピカの脚もかなりよくなって、まだ普通には歩けてないけど先週からはゆる~く体育の授業にも参加していいことになりました!
仕事も少しずつコンスタントに受けられるようになりました。そうなるともっとやりがいのある大きな仕事をしてみたい…とも思うんです。が、もうしばらくの間は、今までのように監督コメンタリーとか特典の仕事がメインでもいいかなあ、とも思います。実は何作も手掛けるうちに監督コメンタリーの翻訳が大好きになってしまったような気がしているのです。
子供の事で忙しく限られた時間しか仕事に割けなかったり、自分では元気なつもりでいても何かと病院にお世話になっていたりするので(この3年間でなんと5回も手術をしてしまった…)そんな状況でもなんとか仕事が続けられてるのは、自分に向いた仕事をさせてもらえてるからだなあ、としみじみ思うのです。

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# by honyakusha | 2016-09-22 22:54 | 仕事・趣味 | Comments(0)

時間がたっぷり

ふと気づいたら、グリムスの木が「発芽から1500日経過中」となっていました。あんまりにも更新しなさすぎじゃないか、自分。

ピカがアメリカに出発してから、いきなり時間がたっぷりある毎日になりました。そしてありがたいことにお仕事の依頼もいくつかいただき、そのうちの半分ぐらいはお受けすることができました!こんなに引き受けちゃって大丈夫?と自分に聞きたくなるぐらいの分量だったけど、予想よりずっといいペースで作業できています。

今までは朝夕のピカの学校送迎、習い事の付添い、通級に行くために学校に迎えに行き終わったらまた学校まで連れて行く、療育センターに処方箋もらいにいく、骨折してからは病院にも行く、親の会の役員の打ち合わせ、学校の支援担当の先生と話し合い、などなどで毎日忙しく、その合間にすき間を見つけてちょこっと仕事と家事と犬の散歩、みたいな感じでした。ルカはほとんど夫に育ててもらっていたようなもの。

ピカが不在だとものすごく心配。でもルカとしっかり向き合うこともできて、それはそれで有意義な時間になっています。

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# by honyakusha | 2016-07-26 13:56 | 教育 | Comments(0)

ピカの骨折

今週の水曜日で、ピカの骨折から6週間が経った。そろそろ歩く訓練を始められるかな、と期待しつつ病院に行き、レントゲンを撮ってもらったところ、まだしばらくは体重をかけずに今まで同様安静にしてください、とのことでした。。。

あれは忘れもしない3月16日のこと。そろそろ下校時刻かな、という時間帯に教務主任の先生から「今日もピカ君はとても頑張って授業を受けていましたよ。家に帰ったらたくさんほめてあげてくださいね」と電話があり、だいぶ調子がいいみたいだな、と母も安心していました。それから30分もたたずに再び電話で「ピカ君が階段で脚を痛めてしまいました。車でお迎えに来てもらえますか?」と。

下校時刻になってもパソコンでの作業をやめられず、先生に叱られ衝動的に教室から飛び出して、一気に階段を飛び降りようとして着地に失敗したらしい。病院でレントゲン画像を見た時、あれ、なんか見覚えが…と思ったら、まさに私が3年前に骨折したのとまったく同じ右脚脛骨がまったく同じようにトルネード状に折れていたのでした。大人だったら迷わず手術ですが、子供の場合はボルト固定してしまうと成長が阻害されてしまうためギプスで固定して、骨がくっつくまで安静にしてください、2~3ヵ月かかるでしょうが…とのことでした。

2~3ヵ月安静にって、10歳男子にはかなり難しいことだと思ったけど、ピカはよくがんばり春休みもひたすら安静にして、とりあえず骨はだいぶくっついてきました。現在は松葉杖もかなり上手に使えるようになり、当初感じていたようなストレスも減ってきました。母も学校や習い事の送迎や同伴にも慣れ、というか骨折前から学校やそろばんに同伴することも多かったので、まあこれがピカを育てるということだな、と改めて感じています。

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# by honyakusha | 2016-04-29 13:35 | 双子 | Comments(0)

5年生始業

ピカの5年生の担任が誰になるのかすごく心配だった。昨年の担任だった若い女性の先生は、教室をピカにとって居心地いい場所にするためにすごく頑張ってくれた。来年もこの先生が担任ならいいな、と思っていたけど転任されてしまった。最後に先生がくれた言葉「ピカさんのアイデアに何度も驚かされたし感心しました。自分のやりたいことを大切にしてください。いつかテレビや新聞でピカさんを見るのを楽しみにしています。」ピカには授業よりもやりたいことがある、ということを理解し、それを彼のいいところだと認め、評価してくれた先生だった。

今年の担任は、たとえ誰になってもきっとピカは大丈夫。だって毎日ピカなりにガラパゴス的進化を続けてるんだもん。母はそう信じたいと思った。

そして今年の担任が発表された。ピカが一番尊敬している男の先生だった。この先生が担任になってくれたらなあと母も心の中では思っていたけど、他の学年の保護者にも熱望されてる先生だけに、無理だろうなあとも思っていた。校長先生が配慮してくれたとしか思えない。

基本的な授業内容に合わせられない生徒にとって、学校は居心地のよくない場所となり、やがて不登校となる場合が多いのだろうと思う。でもピカの学校の先生たちは、彼が少しでも学校で楽しく過ごせるようにと本当にいろいろな配慮をしてくれる。母は涙が出るぐらい感謝しています。そして、単に落ち着きがないわけではなく、他の生徒とは違ういいところがあるんだと先生方に理解してもらい、自分なりの学びのスタイルを貫く場を確保し続けているピカは、すごく頑張っていると思う。

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# by honyakusha | 2016-04-05 18:21 | 教育 | Comments(3)