子供が学校から持ち帰った「がんを知ろう!!」というパンフレット。
東大付属病院放射線科の中川恵一先生の監修で、
4ページのコンパクトな紙面に、分かりやすい解説が載っている。
そう言えば自分が乳がんになる前に、
中川先生の著書「がんのひみつ」を読んでいたことも、
治療を選択する際の判断に役立っていたかもしれない。
友人が乳がんになった時、自分もなる可能性があると感じて読んでおいたのでした。
がんの研究は日進月歩なので今は最新版が出ているのですね。
「お母さんはなぜガンになったの?」と娘に聞かれた。
それは私自身もいろいろ考えましたよ。
身内に乳がん経験者は誰もいないので遺伝的要素はなさそうだし。
一口に乳がんと言っても実はいろんなタイプがあり
大きく分けると4種類。
私の場合ホルモン感受性が高い「ルミナルA」タイプなので、
ホルモンが原因の一つだと考えられる。
元々女性ホルモンが高値な体質のわりに
出産年齢が40歳と遅かったことが大きいのではないかと。
アメリカに住んでた時期に成長ホルモンを投与された牛肉を
食べていたことは関係あるのかな。
でもやっぱり一番大きな原因はストレスでしょう。
慣れない双子育児、その上息子は普通より手がかかる。
身近に頼れる人もいない状況で仕事と育児の両立は
精神的に大変だったからなあ。
原因の一つであるホルモンは薬でコントロールしつつ
子育てと仕事を楽しんでストレスを減らす。
それが大事。
でも困ったことに自分は生まれつき、
ある程度ストレスのある環境が好きなんじゃないかと思う。