先日の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」に続き夫婦で映画。
今回は日比谷で「判決、ふたつの希望」を観てきました。
終わってから、夫婦でいろいろ話さずにはいられませんでした。
平和は当たり前に手に入るものではない。
日本だって戦争ばかり続いていた時代もあったのだ。
生まれる国と時代は選べないけど、
自分の境遇を幸運と思っていてはいけない。
過去は変えられない、だから前を向く。
誰が善で誰が悪なんて、視点が変わればあっという間に入れ替わる。
こないだ教会で
小坂忠さんのコンサートがありました。
小坂さんはイザヤ書の「見よ 私は新しいことをする」という言葉から
「過去を引きずっていたら神様がする新しいことに何一つ触れられない。
だから過去の嫌なことも過去の栄光も全部捨てるんだよ」と
間寛平の「ひきずり女」のギャグを引き合いに出しながら話してくれました。
(あまりに面白くて笑ってしまい、通訳するのに苦労した)
最近読んだ平野啓一郎の「マチネの終わりに」では
「未来は常に過去を変える」ということが
丁寧に描かれていて、なるほど~と思いました。
過去に起きたどんなことも
それぞれの見方一つで
未来の希望に変えていけるのです。
寺尾次郎さんの字幕。読み応えありました。