「つっぱり」と「ざっくり」

「お母さん、“つっぱる”ってどういう意味?」
と、娘に聞かれた。
最近ドラマの主題歌で使われている「男の勲章」の歌詞「つっぱることが男の たった1つの勲章だって この胸に信じて生きてきた」を聴いて「?」だったらしい。
そう言えばいつのまにか不良を「つっぱり」とは呼ばなくなった。私の学生時代はつっぱり全盛期だったけど。

最近、インタビューを字幕にしていた時、「ざっくり言って」という表現を使いたい部分があった。しかし「ざっくり」という日本語を「roughly」の意味で字幕に使っていいものだろうか。ネットで調べると「ざっくり」が「大まか、大雑把」の意味で使われるようになったのは比較的最近で、ジャパンナレッジの記事によると2006年刊の国語辞典にはこの意味が載っていないらしい。

かつてあれだけよく聞いた「つっぱる、つっぱり」が今となってはすんなり通じなくなっている。現在は日英翻訳では「ざっくり」→「roughly」になってる例をたくさん見るけど、英日、それも字幕で「ざっくり」を使うのはやめておきました。

by honyakusha | 2018-12-07 22:55 | 仕事・趣味 | Comments(0)
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