夫=partner

先日夫に言われた。「あなたは翻訳の仕事に関しては多少の才能があるかもしれないけど、それ以外のすべてに関しては“普通”だと思う。だからハードルを下げるように。」

あらゆることをうまくやろうと思うあまりなんでもかんでもがんばって、でもちっとも自分の理想どおりにいかないもんだからそれがストレスとなって怒ったり落ち込んだり。そんな毎日が続いていた。出産前からお休みしていた仕事も、生後半年ぐらから頼まれた時だけ少しずつしていたつもりがだんだん仕事と仕事の合間が短くなって、気付けば常に締め切りを抱えた状態になっていた。いつも「今日中にスポッティングを仕上げなければ」とか「子供たちが昼寝してる間にあと○○枚字幕を書かなきゃ」とか頭の中で考えて、そんなときに子供たちが粗相をしたり言うことを聞かなかったりすると、必要以上に腹を立てたりしていたのだった。

夫に「凡人なのに超人の真似をするのはやめたほうがいい」と言われて、すごく気持ちが楽になった。仕事なんかしなくていい、夕食がうどんだけでもいい、家の中が片付いてなくても洗濯物がたたんでなくても全然かまわないから、いろんなことがうまくいかないせいでイライラしてオレに八つ当たりするのだけはやめてくれ、というのが本音かもしれないけど。でもとにかく、仕事を頼まれるとき、その納期ではちょっと厳しいかも、と思いつつ「あなたならきっとできるわよ。だからお願い」みたいな頼まれ方をされるとついついその気になって引き受けてしまっていたのが、夫の言葉で「そうだよ、私みたいな凡人に仕事と家事育児すべてを完ぺきになんてできるわけないじゃん、やーめた」と思えた。

こういうことをはっきりと言ってもらえて本当によかった。夫とはありがたいものだ、としみじみ思った「いい夫婦の日」であった。そういえば、双子が初めて家に来たのは3年前の11月22日だったなー。
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by honyakusha | 2008-11-22 22:24 | 仕事・趣味 | Comments(0)
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