落ち着くべき場所

やっとやっと仕事が一段落した。うれしい。
このところお取引先を増やしたせいで仕事量が増えて、家のことも子供のことも最低限しかしてなかった。
昨日は久々にスイミングに行ったら皆さんに「待ってたわよ~」「もうやめちゃったのかと心配してたわ~」と言われました。しかし久々とは言えコーチは容赦なく、そのおかげでついにバタフライ50メートル泳げるようになった。

最近思うのは、人はふさわしい場所に自然に落ち着く、ということ。誰かと話していて「思いがけないご縁からこういうお仕事をすることになりました」みたいなことを言われると心の中で、この人の生まれ持った能力、無意識のうちにしてきた選択、重ねてきた努力が必然的にその場所に導いたんだなあ、と思う。

自分が今してる翻訳の仕事は、映像と実務両方でずいぶんいろんなジャンルに散らばっていて、どれが自分に一番向いているのかよく分からない。仕事によってかかる時間と労力、それに対する報酬もすごく違うので、毎回いろんな意味で驚き(少なっ!とか、えっそんなにもらえるの?とか、やってみたら思ったより全然よかったとか)があり、その仕事をしながら自分の魂がどの程度喜ぶのかもかなり幅があります。育児で忙しかった頃はあれこれ考える暇もなく、できる範囲のことしかできなかった。今後はもう少し自分の適性を考えて、自分にふさわしい場所に近づいていきたいなあ。
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庭に現れたネコに戸惑うアロンソ。絶対に目を合わせないようにしていた。

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# by honyakusha | 2018-12-14 16:42 | 仕事・趣味 | Comments(0)

「つっぱり」と「ざっくり」

「お母さん、“つっぱる”ってどういう意味?」
と、娘に聞かれた。
最近ドラマの主題歌で使われている「男の勲章」の歌詞「つっぱることが男の たった1つの勲章だって この胸に信じて生きてきた」を聴いて「?」だったらしい。
そう言えばいつのまにか不良を「つっぱり」とは呼ばなくなった。私の学生時代はつっぱり全盛期だったけど。

最近、インタビューを字幕にしていた時、「ざっくり言って」という表現を使いたい部分があった。しかし「ざっくり」という日本語を「roughly」の意味で字幕に使っていいものだろうか。ネットで調べると「ざっくり」が「大まか、大雑把」の意味で使われるようになったのは比較的最近で、ジャパンナレッジの記事によると2006年刊の国語辞典にはこの意味が載っていないらしい。

かつてあれだけよく聞いた「つっぱる、つっぱり」が今となってはすんなり通じなくなっている。現在は日英翻訳では「ざっくり」→「roughly」になってる例をたくさん見るけど、英日、それも字幕で「ざっくり」を使うのはやめておきました。

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# by honyakusha | 2018-12-07 22:55 | 仕事・趣味 | Comments(0)

Winter is coming.

TSUTAYA DISCASで借りてたDVD、やっと見られました。

「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」
これはすごく好きなタイプの映画でした。パキスタン人のコメディアンと心理学を学ぶ学生の恋。それぞれの家族がそれぞれの形で我が子の幸せを願う姿が印象的です。すてきな実話。幸せな気持ちになれます。

「トレイン・ミッション」
あらすじに「『フライト・ゲーム』のジャウマ・コレット=セラ監督、リーアム・ニーソン主演によるサスペンスアクション。」とありますが、まさに「フライト・ゲーム」の舞台を飛行機から列車に移したハラハラドキドキ映画でした。今回もリーアム・ニーソンは事件を解決しようと頑張ってるのに犯人だと誤解され追い詰められていくというお約束の展開。例のごとく人質にされた家族を守るために体を張って戦うリーアム・ニーソン、安定のキャラでした。満足。

このところhuluで「ゲーム・オブ・スローンズ」を観てるのですが、あまりにグロくてつらい。しかしこの作品は今後「スター・トレック」や「スター・ウォーズ」みたいに多くの作品に影響を与えていくと思われ、「May force be with you.」と同じように、「Winter is coming.」はいろんな場面で耳にするフレーズになっていくのだろうなと。実際、過去に訳したドキュメンタリーの中でも「これって『ゲーム・オブ・スローンズ』みたいだよね」のように言及されたりもしていて、翻訳の仕事をしていく上である程度知っておく必要がある気がします。まだシーズン1の途中まで見ただけですが、この先見続けたらグロさに慣れるのだろうか。

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# by honyakusha | 2018-12-03 22:45 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

初心に返る

今週は、お友達とランチしました。
彼女と出会ったのは20年前の通訳学校。
会議通訳コースとは別に、オプションで選択したリーディングとリスニングのワークショップで同じメンターに教えを受けたのです。
通訳を目指してるわけじゃなくて、ただただ英語を勉強したいという思いで通訳学校にたどり着いたという点が私と同じだった。
その後お互い母となり、周囲のママ友とは絶対に話さない英語学習の話をしたくて数年に1度会ってました。
そしてついに、彼女の子供さんは大学生に、うちの双子は中学生に。
以前のように子連れで会ったりお迎えの時間を気にしたりする必要もなくなりました。
いや~、20年経ったんだねえ、あの時はるか先を行く存在に見えたメンターより年上になってしまいました。

そして久々に会った彼女はやはり英語を勉強していました。
私も最近、自分が本当は何をやりたいのか頭が混乱してたんですが、改めて20年前の気持ちがよみがえりました。
あのワークショップでやっていたように、英文をとことん読み込んでその背景にある文化や歴史、行間に込められた筆者の思い、なぜそういう表現をするに至ったのかそれらを読み解くことこそが自分にとって何よりも楽しいことなのでした。

訳文を作る際のそれらしい言い回しとか日本語表現ももちろん大事だけど、やっぱり原文を丹念に読み、できる限りの知識と想像力を駆使してそこに表現されている世界を心で感じることが大切ではないかと。
考えてみたら当たり前なんだけど、どういう種類の仕事を引き受けるべきかみたいなことばかり最近はよく考えていたので、こういう基本的なことを忘れていました。
でもこの気持ちを大事にしていれば、今後どんな仕事をしていくのかもおのずと見えてくる気がします。
20年経って、初心に戻りました。

納得できる水準の仕事を、もう少し時間をかけずに仕上げられるようになることが当面の課題です。
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ハニーレモン味を期待してたら思い切り龍角散の味だった。小さくてバッグの中でかさばらないし、効き目は期待通りで気に入りました。
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# by honyakusha | 2018-11-30 15:26 | Comments(0)

風邪のひき始め

先週は外出が多かった。
13年ぶりの翻訳会社さんにうかがったり(すごく大きなオフィスになってて驚いた)、来年のギフティッド教育カンファレンスの打ち合わせで委員会に出席してそのまま息子の習い事のお迎えに行ったり。

日曜の朝、起きたら咳が出る。何かだるいし、これはムリしない方がいいなと
礼拝や教会のクリスマス飾り付けはお休みして家でのんびり翻訳作業を進めることにした。
葛根湯を飲み、食べ物も体を温めてくれそうなチゲスープ(フリーズドライ)にして、タートルネックのセーターを着て、足元はヒーターでポカポカにします。
じわっと汗が出るぐらいの環境でおとなしく根を詰めない程度に翻訳。

そして一晩寝て起きたら、体調は完全に回復していた。
やはり風邪はひき始めの葛根湯、栄養と安静、これが大事だと思いました。

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仕事の合間にホットレモネード。手軽にビタミン補給。


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# by honyakusha | 2018-11-26 14:59 | 健康 | Comments(0)