カテゴリ:本・映画・舞台・ドラマ( 45 )

TSUTAYA DISCASが好き

最近は映画館に出かける余裕ができたけど、双子妊娠後から10年余りは映画はほとんど自宅で見ていた。
自宅にレンタルDVDが届くTSUTAYA DISCASに自分が加入したのはいつだったのか、さっき調べてみたら2008年12月23日。
双子が3歳の時だった。レンタル履歴を見ると当時は自分が見たい映画(「ドリームガールズ」とか「プラダを着た悪魔」とか)だけでなく「それいけアンパンマン」とか「きかんしゃトーマス」とか自分が仕事してる間に子供に見せておくためのDVDをよく借りていたようだ。当時は双子育児で外出もままならなかったため、仕事で参考のために見る必要がある映画をTSUTAYA DISCASで借りようと思ってたけど、予約してからメール便で届くまでの時間を考えると夫に頼んで会社帰りにTSUTAYA店舗で借りてきてもらった方がずっと効率的。なのでその目的ではあまり活用できなかった。

先日とある特典映像の翻訳のため参考にしたい過去シリーズをTSUTAYAで借りようとしたら、店舗もDISCASも在庫が全部貸出中だった。しかしhuluならすぐに見られるということが分かった。ずっと前にやはり仕事の参考に見たいアメリカのドラマシリーズが見られるのがhuluだけだったためお試し無料期間を使って一気見したことがあった。その後休止していたものを再開したら、あっという間に見られてすごーく助かりました!

配信ってホント便利だなあ、と思いつつもTSUTAYA DISCASもやはりいいですね。新作が安く確実に借りられて、延滞料もないし。こないだ借りた「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」のDVDには特典映像も収録されていた。本編鑑賞後に特典を見てみたら、本編の内容や時代背景、監督はじめ製作陣の意図の理解も深まりすごくよかった!私も特典をよく訳してますが、本編の内容や原作者に関するドキュメンタリー番組となっている特典も多くてすごく勉強になります。一緒に借りた「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」は監督コメンタリー(音声解説)も入っていて、こちらも興味深かったです。配信にはない楽しみ方ができるからやはりTSUTAYA DISCASはやめられません。

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by honyakusha | 2018-11-05 15:26 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「万引き家族」と「逆境に生きる子たち」

映画館で、何気なく「万引き家族」を見たら予想外に泣いてしまった。

それが正しいかもしれないけど正解ではない。
それは事実だけど真実じゃない。

画面に向かって心の中で叫ばずにはいられなかったよ。

あの子たちはどうなるんだろう。
悲しい気持ちになりかけたところで、たまたま読んでいた本に救われました。

逆境に生きる子たち――トラウマと回復の心理学

メグ ジェイ/早川書房

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息子を育てる参考にと思って読み始めたけど、そこに書かれていたのは他ならぬ私自身のことでした。子供時代に心に傷を負ってもそこから立ち直れる人物を「レジリエント」、そして更に優れた業績を成し遂げる人を「スーパーノーマル」と著者は呼ぶ。逆境にいる間は何とかして日々をやり過ごす方策を編みだし、そして機を見てその環境を脱して人生を「リブート」する。著者が実際に出会った人々や著名な人々の事例を挙げながら、科学的根拠に基づいて傷ついた子供たちが新たな人生で成功を収めていく過程を示してくれる。どのエピソードも非常に心を打ちます。

私自身はスーパーノーマルではないけれどレジリエントであることは間違いなく、この本に登場する人々の生き方に大いに共感し、かつて自分が決断し実行してきたことは間違っていなかったと思うことができました。逆境に傷つきながらも今後とるべきアクションを冷静に考え、黙って実行してきた自分をかわいげのない子供だったと思ってきたけど、あれが当時の自分にできる最善の選択だったのだと裏書きしてもらった気になった。

「万引き家族」に登場した子供たちも、きっとチャンスをとらえて人生をリブートし、この本に登場する人々のように、苦悩したからこそ引き出せた自身の才能を開花させていくはず。与えられた環境の中、生き生きと自分の役割を果たしていた姿にそう感じた。

そして、この本に出てくるグラント研究の結論が興味深い。1930年代から75年の歳月と2000万ドルをつぎ込んで行われた、ハーバードの優秀な学生のその後の人生を追跡したこの研究から得られた極めて単純な結論、「しあわせとは愛である。以上」は、「万引き家族」が伝えていることと同じだと思った。

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by honyakusha | 2018-10-22 12:28 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「マトリックス」と「レディ・プレイヤー1」

オンラインレッスンの英語の先生との会話で映画「マトリックス」の話が出て
どんな話だったかうろ覚えだったのでもう一回観てみようと思った。
親知らず抜歯後はゆったりスケジュールなのでHuluの「マトリックス」と、
TSUTAYA DISCASで届いた新作DVDの「レディ・プレイヤー1」を続けて観てみた。

そしたらこの2作はそれぞれ設定が真逆なようで実は同じかもしれない
と言う気がして興味深かった。
「マトリックス」ではいわゆるリアルな世界が実は仮想現実で
本当のリアルな世界はもはや廃虚となっており、
人類はカプセルの中で管につながれている。
「レディ・プレイヤー1」では人間はリアルな世界に生きながら
仮想現実の世界”オアシス”でプレイヤーとして活動している。

「マトリックス」は1999年の作品ですが、
ITバブルに沸いていた当時のアメリカで
人類がコンピューターに支配されるこれほどまでに暗い未来(200年後の2199年)を想定していたとは。

「レディ・プレイヤー1」が描く未来は2045年、
これはかなりあり得そうな設定でした。
映画の中では誰もがVRとリアルの世界を同時に生きています。
うちの息子世代が物心ついたときには日常生活にインターネットが、
小学生の時にはスマホが当たり前に存在していたのと同じく、
2045年の若者世代は、VRは単なる日常の一部であり
VRにおけるアバターとしてのアイデンティティーと
リアルな自分の二重生活みたいなものを
日々平然とこなしているのです。

VRでハワイ旅行とか既にあるようですが、
持病があって飛行機に乗れない高齢者でも安全に楽しめそうだし
私自身も今年の春、宇宙エレベーターで宇宙空間へ行き
月面歩行もするVRイベント”メガスタージャーニー”を経験した際は
ビックリ仰天の大興奮で、心から楽しんだのでした。

「レディ・プレイヤー1」のリアルな方の社会はあまりステキに見えなかったけど
150年後が「マトリックス」的な世界になるのかどうかは
リアルとバーチャルの二重生活を生き生きと楽しむ若者たちの手にかかっているということですね。

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by honyakusha | 2018-10-13 10:21 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「判決、ふたつの希望」

先日の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」に続き夫婦で映画。
今回は日比谷で「判決、ふたつの希望」を観てきました。

終わってから、夫婦でいろいろ話さずにはいられませんでした。
平和は当たり前に手に入るものではない。
日本だって戦争ばかり続いていた時代もあったのだ。
生まれる国と時代は選べないけど、
自分の境遇を幸運と思っていてはいけない。

過去は変えられない、だから前を向く。
誰が善で誰が悪なんて、視点が変わればあっという間に入れ替わる。

こないだ教会で小坂忠さんのコンサートがありました。
小坂さんはイザヤ書の「見よ 私は新しいことをする」という言葉から
「過去を引きずっていたら神様がする新しいことに何一つ触れられない。
だから過去の嫌なことも過去の栄光も全部捨てるんだよ」と
間寛平の「ひきずり女」のギャグを引き合いに出しながら話してくれました。
(あまりに面白くて笑ってしまい、通訳するのに苦労した)

最近読んだ平野啓一郎の「マチネの終わりに」では
「未来は常に過去を変える」ということが
丁寧に描かれていて、なるほど~と思いました。

過去に起きたどんなことも
それぞれの見方一つで
未来の希望に変えていけるのです。

寺尾次郎さんの字幕。読み応えありました。

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by honyakusha | 2018-09-25 17:27 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」

念願の「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」鑑賞。
夫婦でIMAXで見られました。
IMAXは音響がよくって、このシリーズ見るには最適だわ!

夫はトムと同じ年齢です。
今日が誕生日で、「ああ俺もついにこんな年齢に・・・」と言ってたけど
全力疾走するトムの姿に元気をもらったみたい。

私と出会った頃に自分が乗ってた愛車と似た車を
イーサン・ハントがギュンギュン走らせていたのも
うれしかったようです。

私は元バイク乗りなので、バイクで逆走するシーンに
ワクワクでした~。期待通り♪

悪者たちのグループ名がthe Apostles。
本来のApostlesはキリストの12使徒のことです。
一般的にはあまり使う機会のない単語だと思うけど
私は教会の牧師メッセージ通訳でよく使います。

apostleの一般的なカタカナ表記は「アポストル」らしく
映画の字幕でも「アポストル」となっていました。
実際の英語の発音は「アーソ」みたいな感じです。
正しい発音を知らなかった頃「アースル」と発音してたら
アメリカ人青年ショーン(仮名)が
「アーソ」と発音するんだよ、と教えてくれました。

「トップガン」の新作はいつできるのかな。
自分で戦闘機を操縦するんだろうなあ。
撮影中にケガをしませんように。

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by honyakusha | 2018-09-08 18:31 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「オーシャンズ8」

夏休みは息子とあちこち出かけられてよかったのですが
自分のための時間がほとんどなかった。
映画館で映画を見ることもずっとできてなかったのですが
この時間なら、というところでちょうど見られた「オーシャンズ8」。

オーシャンズシリーズは好きでそれぞれ2回ぐらいずつ見てます。
今回は女性のオーシャンズということで更なるゴージャスさを期待しましたが
思ったほどキラキラな感じがしませんでした。
舞台がクールな都会NYだし、カメオ出演しているセレブをイマイチ私が知らないという理由からだと思われます。
アナ・ウィンターとケイティ・ホームズくらいしか分からなかった。

ヘレナ・ボナム=カーターはホントうまい女優さんですね。
ケイト・ブランシェットもカッコよかった。
とりあえず久々に映画館で映画を見られて満足しました177.png

映画の中で主要人物以外の人が「Banksyみたいな」という感じのことを言うセリフがありました。
そのセリフの字幕に「バンクシー」が訳出されていないのを見て
日本人に「バンクシー」と言っても通じないからだと思いました。
「バンクシー的」とか普通に使えたら翻訳者はすごく助かるのに。
世界でこれだけ知られてるのになぜかしら。
日本のメディアがどうでもいいことばかりを世界の一大事みたいに報道してるからか。
もっと知るべきことが世界中で起きているのに。

私としては、映画「バンクシーを盗んだ男」もすごく気になってます。

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by honyakusha | 2018-09-03 15:48 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「ザ・コード」

Netflixで観たオーストラリアのTVドラマシリーズ「ザ・コード」。
非常に興味深い作品であった。

主人公のジェシーは発達障害の天才ハッカーです。
幼少期からあまりにも育てにくい子だったため
母は心を病み、父は家を出てしまい、兄のネッドが面倒をみてきた。
ネッドはジャーナリストで、とある事件の陰に潜む
政府がらみの陰謀を察知し独自に調査を始める。
巨悪が暴かれていく過程においてジェシーの持つ
ハッキングの才能がいかんなく発揮されるのです。

しかし、なにしろ発達障害なので、普段の人間関係の中でも
会話が全くかみ合わず誤解から面倒なことになったり
事件を探っている際にも、好奇心が刺激されると
ものすごい集中力でのめり込んでしまい、
どんどん危険な領域にまで踏み込んだりしてしまう。

保護者代わりの兄はそのたびに、自身の社会的立場が危うくなったりしつつも
兄としての責任感と弟への愛情に駆られ奔走する。
兄に共感しまくりです。

ジェシーの生きにくさと同時に、恋愛や心の成長も描かれ
やたらもどかしくてハラハラするけど、最後は彼に拍手喝采。
こんな面倒くさい人間だけど、その一方で誰にも出来ないすごいことが出来る
そして、やる時はきっちりとやって世の中の役に立つんですよ、という
母に希望を抱かせてくれるドラマでした。

オーストラリアで最優秀ドラマシリーズを受賞したというのも納得の
ステキな作品。
おすすめです。

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by honyakusha | 2018-02-26 06:45 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「スパイダーマン:ホームカミング」

思い切り楽しい映画が見たいな、と思ったのですが
まさに、文句なしに安心して楽しめる映画でした。

主人公は15歳という設定で(演じるトム・ホランドは撮影時19歳)
軽やかで明るくてかわいかった。
全体的に年齢が上がってきたなあと思っていたアベンジャーズが
これで一気に若返りました。
次が楽しみです!
(個人的にはジョン・ファヴローの出演シーンが多くてうれしかった。)

字幕は林完治さん。
セリフの量が多いというだけでなく
高校生たちは若者言葉でまくし立てるし
SFだけに謎の技術用語がいろいろ登場するし
スピード感あふれる展開の中で
ストレスを感じさせることなく必要な情報を伝える
高度な字幕翻訳技術に感嘆。
もはや別次元という感じ。

いろんな意味で刺激的な作品でした!

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by honyakusha | 2018-02-06 06:23 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

ミュージカル「メンフィス」

息子のことで落ち込むことが多い今日この頃。
元気が出るミュージカル「メンフィス」を見てきました!
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2015年の初演もよかったけど、再演の今回は確かにパワーアップしていました。
曲の中で「魂の音楽」というフレーズが繰り返し登場するんですが、まさに魂を揺さぶられる濱田めぐみさんの歌声。日本人でここまで歌えて演技もできるミュージカル女優は今までいなかったのではないでしょうか。山本耕史さんはTVと舞台では全く違う感じですが、私はとにかく舞台で歌う彼が大好きなのです。今回は演出も務め、万能ぶりを発揮しています。歌のうまさにますます磨きがかかってました。一幕の最後、米倉利紀さんの歌も素晴らしかった~。

人種差別と隔離が当たり前だった1950年代のテネシー州メンフィスを舞台にしたドラマチックなストーリーに、一緒に見ていた友人は「これってホントに実話なの?」と驚いてました。かつてニューオーリンズを旅したとき、北部とは全然違う強烈な白黒のコントラストが今も存在する社会を目の当たりにし、衝撃を受けました。アメリカって日本のメディアでは報道されない部分がいっぱいあるのです。
演出・振付は黒人であるジェフリー・ページさん。人種差別を乗り越える魂の音楽のパワーが伝わってくる素敵な舞台でした!
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新国立劇場のツリー、友人のインド土産は謎のお菓子。

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by honyakusha | 2017-12-07 11:43 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

「パトリオット・デイ」すごくスリリングでした。

パトリオット・デイ [DVD]

マーク・ウォールバーグ,ケヴィン・ベーコン,ジョン・グッドマン,J・K・シモンズ,ミシェル・モナハン/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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新作の中から「あ、マーク・ウォールバーグ💖」と気軽にレンタルしたんですが、これはすごい映画でした。
ちゃんと覚悟をしてから見ればよかった。

事件に関わる複数の人物(犯人、被害者、警官)を同時に時系列で追っていくドキュメンタリー風の作りです。事件発生からの一部始終は日本でも報道されたので概要は分かってはいるんですが、それでも臨場感たっぷりの演出にもうドキドキハラハラ感が半端ないです。地元を知り尽くしたボストン警察と圧倒的な組織力のFBIがタッグを組んで犯人を追い詰めていく様子に、アメリカの司法組織の底力を感じました。

それにしても警官の皆さんの勇敢さには驚いた。銃を持つ権利が認められている国で警察官になるというのは、日本とはけた違いの覚悟が必要なんだなあ、と思わされました。基本はボストン市警万歳!的な描き方ですが、それと同時に、被害に遭った人たちの事件前と後の姿や犯人側の心の闇も、印象深かったです。
字幕翻訳は松崎広幸さん。

ちなみに、数年前まではマーク・ウォールバーグ、マーク・ウォルバーグで映画製作会社によって表記がゆれてたので特典翻訳の際には注意が必要だったんですが、「マーク・ウォールバーグ」に落ち着いたみたいですね。

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by honyakusha | 2017-12-04 05:38 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)