昨日幼稚園のお迎えに行き、いつものようになかなか帰りたがらない双子が園庭で遊ぶのに付き合っている時、担任の先生がやって来て話してくれた。ルカがお弁当を食べようとしないので、「いらないなら先生がもらっちゃおうかなー」と言ってみたら、ルカはこれ幸いとばかりに遊びに行こうとしたそうだ。なので「食べてからでないと遊べないよ」と言ったらルカはワー!と泣き出して、ものすごく泣いて泣いて、30分間も泣いて、でも最後にはお弁当を食べ始め、そして結果的に全部残さず食べたんだそうな。ルカがお弁当を食べないなんて思いがけないことだったのでちょっとうろたえた。
この日のお弁当のメニューは ・ゆでたアスパラとニンジンを牛肉で巻いてみりん醤油で煮からめたもの ・ひじきの煮物を混ぜた卵焼き ・カブの甘酢 ・プチトマト ・シソわかめちりめんを混ぜたおにぎり 牛肉巻きがカラフルで見た目すごくおいしそうなお弁当!と自画自賛していたんだが、それは母の勝手な思い込みで、肉があまり得意ではないルカにとってはぜんぜんうれしくない内容だったと思われる。おまけに今回はいつもは半分に切って入れてるプチトマトを丸のまま入れたのだった。先生の話では、ルカは最初にプチトマトを食べようとして噛んだら中身がビューッと飛び出して服や顔にまでトマトの汁がかかってしまいしばし呆然としていたらしい。ピカもルカもあまり好きではないと知りながら赤いプチトマトはお弁当に入れるのに便利だし色もきれいだからとつい入れてしまっていた。けどしばらく入れるのはやめようと思う。 同じお弁当を持っていった夫は「今日のお弁当は凝ってたね。おいしかったよ」という感想を述べていたので、大人の男の人にはうれしい内容だったのではないかと。ひじき入りの卵焼きも甘くしなかったしなあ。 それでもがんばって全部食べてくるルカがいじらしいと思った。 なので今日はルカがうれしいお弁当にしてあげよう!と思いメニューは ・アスパラとニンジンと豚挽き肉入りコロッケ ・甘い卵焼き ・赤とオレンジのピーマンのおかか炒め ・黒豆の煮物 ・塩むすび 帰宅後ルカは、まっさきにバッグからお弁当巾着を取り出して、ニコニコ顔で空っぽのお弁当箱を見せてくれた。よかった。楽しく食べられたのね。 まだ幼稚園の年少さんなんだから、毎日あれこれメニューを変えて栄養バランスがどうのこうのというより、楽しんで食べられることを優先してあげないとな、と反省しました。多少ワンパターンになっても、親が愛情こめて手作りしてるお弁当なんだからそれで十分なんだな。きっと。 #
by honyakusha
| 2009-05-15 22:46
| 双子
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幼稚園のお弁当参観がありました。毎日完食のピカルカだけど、もしかして無理して食べてるのでは?お弁当箱の開け閉めなんかは自分でちゃんと出来てるのかな?など細かな疑問があったので実際の様子を見られるのはすごくありがたい。
参観中は子供に声をかけたりしないでさりげなく傍観することになってるので、わざとちょっと離れたところから眺めることに。お弁当はいくつかのグループに分かれて食べる。ピカとルカは違うグループでそれぞれ食べる準備をしていた。ピカは誰よりも早くテキパキとバッグからお弁当箱を出してナプキンの上にお箸とフォークも並べ、お弁当箱のフタを取って「きまーす」と言って食べ始めようとしたところで先生に「まだですよ」と止められていた。ルカは他のお友達と同じごく普通のペースで準備をしている。 先生のピアノに合わせて歌を歌いみんなで声を揃えて「いただきます」と言ってから食べ始める。やはりうちの双子のお弁当はクラスの中でも一番ボリュームがあるみたいだ。しかしピカは手際よくおかずを全部食べ、ご飯もあっという間に全部食べ、誰よりも早く食べ終わった。お弁当箱のフタの止め具の部分をうまくパチンと閉められるのか心配だったけど、ピカは家で何度か練習したように片手でフタを抑えながらもう一方の手でしっかりと止め具をはめようとしていた。少し時間をかけて両側ともパチンとはめると「ちさまー」と言ってバッグの中に巾着袋やナプキンとお弁当箱を無茶苦茶に詰め込み始めた。先生が「ピカ君、お弁当箱見せて」と全部食べたかどうかチェックして、空っぽになってることを確認し「もっとちゃんとしまいなさい」と注意する。ピカは今度はちゃんと巾着袋にお弁当箱を入れてからバッグにしまうと席を立って歯磨きに取り掛かった。周囲のお友達はまだ半分も食べ終わってない。 やたら早く食べ終わるピカと違いルカは標準的なペースで食べ終わった。好きなものはすぐに食べてしまうけど苦手なものは時間をかけて食べてるみたいだ。幼稚園でお弁当を食べるということにまだあまり慣れてない上に親が大勢でやってきて見ているという状況に緊張してあまり食べられなかったり泣いてしまったりする子もいる中、ピカはやけに伸び伸びとしており、存在感を消してるつもりの私のところに「おかあさん、これ読んでー!」と絵本を持ってきたりするので困った。 後からお友達のママたちにも「ピカ君のお弁当ぎっしり詰まってたのにすごく早かったわね」とか言われました。本当に、食べるときはやけに高い集中力を見せるピカなんである。 帰宅後はいつもより早めに寝てしまったので、ああ見えて実は緊張して疲れたのかもしれない。クラスの中でのピカルカが、基本的に別々に行動しながらもさりげなく言葉を交わしあったりして互いの存在を意識しつつ過ごしている様子が垣間見られて母としては非常に興味深いお弁当参観であった。 #
by honyakusha
| 2009-05-11 00:09
| 双子
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雨の日にはたいくつをまぎらすため、ご飯は自分で作ってもらうことに。
好きなだけキャベツをちぎってください。 キャベツはロビンの好物でもある。 ご飯の上にバターで炒めたキャベツをのせて自分で割ったタマゴ焼きものせました。 はたしてお味は? 「うまい!」ではなく、「あつい!」の顔です。 自分で作ったキャベツタマゴ丼。満足。 #
by honyakusha
| 2009-05-07 18:21
| 食べ物
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祝 こどもの日。
我が家の男子2名。ケンカもするが基本的にお互いのことが好きらしい。 今年のGWはおうちでのんびり過ごした。連休前からピカに蕁麻疹みたいなものが最初は顔に、やがて手足にもできてしまい、原因はおそらく疲れではないかと。毎日うれしそうに幼稚園に通ってるけど、体力の限界まで遊んでかなり疲れてるのも事実。ここは少し体を休めてリラックスするべきだろうと、毎日家にいました。私は休み明けにはまた仕事が始まるので、その前にミシンで作りたいと思っていた通園バッグのネームタグやお下がりでいただいた体操服の名札付けや補修をほぼ全部仕上げられたし、なかなか有意義な連休でした。 お下がりの体操服を繕うのは楽しかった。幼児教室のお友達のお兄ちゃんが今年卒園し、同じ卒園生のお友達数名の体操服と制服をたくさんいただいたのだけど、この体操服がどれも「たくさん遊びましたー!」と貫禄たっぷりなのです。毎日泥んこになるのが当たり前の幼稚園なのでみんなそんな風格ある体操服で通っています。裏に当て布をしたりしてミシンと手縫いでつくろったら実に味わい深い体操服になりました。そういえば大学の時、体育会サッカー部では代々卒業する先輩がそれぞれ可愛がってる後輩に練習着を譲るのが常で、みなさんかなり年季の入った風格あるシャツを大事に着て練習していたなあ。体育会系の幼稚園なのでした。 #
by honyakusha
| 2009-05-05 21:15
| 双子
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連休前から幼稚園のお弁当が始まりました。給食がないため午前保育の水曜以外は毎日お弁当を作ることになる。大丈夫なのか、自分。ついでだから夫と自分の分も作ることにした。そういえば数年前までは夫と自分のお弁当を毎日作っていたのだった。夫は食べ物に寛容な人なので、あまり気を使うことなく気楽に作れたんだが子供たちが喜んで食べるお弁当、と思うとなんだか少し身構えてしまう。
ありがたいことにピカもルカも3歳児にしてはたくさん食べてくれる。週に1回通ってた保育園では毎回おたよりに給食を「完食+おかわり」と書かれていたし、区の双子会などでみんなとお弁当を食べるときにもお弁当を食べきった後で「おかわり!」とピカに言われて「もうないの」と言ったら泣かれてしまったりしたので、とにかくたくさん詰めることにしています。お弁当箱は年少さんとしては大き目の350ml。お弁当箱に付属してる仕切りのプラスチックケースを使うとたくさん詰められないので使えません。多少バッグを乱暴に扱っても中身が動かないよう隙間にはたくあんなどをきっちり詰めます。シリコンの仕切り用カップやかわいい動物のピックも準備していたけど、そういうものを使うと小さい子にとっては食べにくいと上田淳子さんのお弁当の本に書かれていたので、使わないことにしました。彼女の意見に共感してフルーツなども入れないことにした。そして何度かシミュレーションしてみたところ、別に仕切りがなくても意外と大丈夫だと分かった。仕切りが欲しいときはレタスの葉っぱを使うと、双子は葉っぱも食べるということも分かった。 基本1 おかずを4種類以上入れる。(結果的に色取りがよくなる) 基本2 ごはんもおかずも一口で食べられる形状に。(ピカはなんでもいっぺんに口に詰め込んでしまうので) で、こんな感じに4つお弁当を作った。 帰宅後、お弁当箱を開けてみるとこんな感じ。 すっからかんになって戻ってくるお弁当箱は洗うのも楽♪ やっぱり仕切りがないのはすごくイイ!と思う。 #
by honyakusha
| 2009-05-03 23:03
| 双子
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