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大事な時間

最近、人生の残り時間について考えることがすごく増えた。
夫が還暦を迎えたからだ。夫は私と全然違ってのんびりした人なのであまりそんなこと気にしないみたい。
でも私は「死ぬかも」と真剣に考えざるを得ない病気を2回もしたし、母も50代で亡くなっているので、割といつも人生の残り時間を意識しながら暮らしてる。
フリーランスで定年退職がない分、いつまでも仕事をしてしまいそうだけど、それもどうなのかな。仕事に追われてばかりでは、やりたいことを十分にやったなあと感じることができなくなる。
とりあえず、無駄を省いて好きなことにしっかり時間を使おう。

こないだ友人と舞台を観た。
昼間せっせと字幕を書き、夕方から出かけた。
音楽劇、たくさん笑ってすごく楽しかったよ。
彼女とは幼稚園からの付き合いなので、もう半世紀以上お互いをよく知っている。
誕生日も同じ8月で2日違いなので、お誕生日おめでとう!と乾杯した。
こういう時間は大事だな。


# by honyakusha | 2023-09-13 10:47 | Comments(0)

犬がだいぶ回復。

ドラマシリーズの掛け持ちとF1インタビューとたまに長尺で厳しいスケジュールが続いていたのですが、ようやくシリーズが1本完了しました。F1もサマーブレイク中で心穏やかに過ごせます。U-NEXTでドラマを見たりできてうれしい。

先月、アロンソ(犬)が急病になりました。夜、突然くるくる回るような動きをして呼吸も荒く、何かめまいがしているみたい!と、祝日の夜8時だったけどかかりつけの獣医に電話して症状を伝えたら「すぐに連れてきてください」と。

突発的な三半規管の不具合だそうで、注射と飲み薬で治療することになりました。当初はフードも食べられず、体力も落ちたみたいですごく心配だったけど、1か月ぐらいでだいぶ改善しました。まだバランス感覚が完全には戻らず変なところで転んだりするけど以前と同じように私のヒザに飛び乗ったりできるようになったのでよかった。

それにしてもかかりつけの獣医さんは、親切な上に治療費も安い。今日の診療費は税込み385円だったよ。

# by honyakusha | 2023-08-16 14:21 | | Comments(0)

トリート・ウィリアムズの訃報

今までで最もたくさんの仕事量をこなしている。でも作業スピードがアップしたので何とかなっている。作業スピードがアップしたのは、単に慣れたからだと思う。手順がほぼ決まってきたので効率がよくなった。

今朝、ネットのニュースでアメリカの俳優トリート・ウィリアムズが亡くなったことを知った。71歳、バイクの事故、かつて私も暮らしたバーモント州で。

これまでにたくさんの俳優のセリフを訳したけど、その中でも、この人はとても印象的な俳優だった。ちょっと悪いとこもあるけど憎めない元気なじいさんの役をこれからもたくさん演じられたはずなのに。

ご縁を頂く作品に出演している俳優さんともある意味一期一会なんだなという気がする。一つひとつのセリフを大事に訳そう。

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# by honyakusha | 2023-06-14 10:09 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)

なぜ働くのか

夕方「犬の散歩に行くよ」と夫に声を掛けられたら、すごく忙しい時でもいったん仕事の手を止めて一緒に散歩に行く。もうちょっとだけ待って、ときりのいいところまで訳してやっとのことで散歩に出掛ける。犬と夫と歩きながら「今日中にあと100枚…」とかブツブツつぶやいてたら夫に「なんでそんなに必死で働いてるの?」と聞かれた。確かに。なぜだろう。

朝5時半に起きてお弁当を作り、午前中にプールで1500メートル泳いだのだ。左呼吸の時に腕が下がらないようにというコーチのアドバイスに従って少し上手に泳げた。そして仕事も予定どおりこなし、新規の案件も引き受け、作業中案件のスケジュール変更にも応じ、久々のランチのお誘いにも「何とかして時間作る!」と返信した。なぜこんなにせかせか働いているのか。それはたぶん、働きたくても働けなかった時期があるからだ。

双子育児に忙しく、自分も次々とケガや病気をし(3年ぐらいの間に全身麻酔の手術を5回も受けた)、息子が学校生活に不向きなため一緒に授業を受けたりいろんな所に通ったり、いろいろと乗り越えてようやく好きなだけ働けるようになったところなのです。これもいつまで続くか分からないので、働ける時に働くよろこびを味わっておきます。

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25年前、私から亡き母への母の日プレゼントだったクレマチス。去年よりたくさん咲いた。

# by honyakusha | 2023-05-19 21:45 | 仕事・趣味 | Comments(0)

連休中の読書など

怒涛の納品ラッシュの後、のんびり過ごした大型連休。今後入ってる仕事の準備として読書などもできて幸せだった。

アメリカの警察組織に関する数々の謎が解けました。アメリカに住んでた時、いろんな場面で遭遇するsheriffとかpark rangerとかcampus policeとか、どういう立場の職業なのかよく分からないままだったけど、それも解決。この本を読んでからチャドウィック・ボーズマン主演の映画「21ブリッジ」を配信で見て、なるほどねーと思った。

ノブレス・オブリージュ イギリスの上流階級

新井 潤美/白水社

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英国貴族についてメチャ詳しく書かれている上に非常に読みやすかった。この本で何度も言及されていたので改めて「ダウントン・アビー」も見返してみたよ。もういちいち納得。初見では気づいてなかったけど細部まで忠実に作られたドラマシリーズなのでした。勢いで英国歴史ものの映画やドラマを何本か見て、さらにチャールズ3世の戴冠式も興味深く見られました。


ジャーナリストや研究者が年月をかけて調査研究した成果が詰まった本から知識を分けてもらうことで、映画もニュースも一層味わい深いものになる。どんな本も簡単に手に入ってすぐ読むことができる今の時代に生まれて、幸せだなあ。

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ジャスト・ジョイはイギリスで作出された大輪のバラ。

# by honyakusha | 2023-05-07 18:14 | 本・映画・舞台・ドラマ | Comments(0)